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スクラブ洗顔

「せっけんでは落ない汚れを落とす」や「古い角質を取り除く」は良くある洗顔料のCMのうたい文句です。まるで洗濯用洗剤のCMみたいですよね。CMを見ている私たちにあたかもよごれを根こそぎ落すことが必要なんですといわんばかり。こびりついた汚れ?古い角質!?ダメダメそんなの!これを使ってしっかり落しなさい!と化粧品業界が売り時始めたのがスクラブ洗顔料です。

こうした化粧品業界が押し付けたいわば「強迫観念」によって、スクラブでこすって落すことは必要なことだと信じてしまっている方が実に多くいらっしゃいます。果たして本当に必要なのでしょうか?
いいえ、必要ありません。

例えば汚れたフライパンを思い浮かべてください。まず、水でざっとすすげば大抵のよごれは落ちますよね。それでも落ちない油よごれはどうしますか?金タワシでいくらこすっても油は落すことはできませんよね。だから洗剤をつけます。するとこすらなくても簡単に落すことができるのです。金タワシでごしごしやる必要はありません。フライパンが傷ついてしまうでしょうし・・・

お肌のお手入れも同じです。洗顔料をつけるだけで余分な皮脂と古い角質がきちんと落せるのでこする必要はありません。スクラブ洗顔料はまるで軽石で肌をこすっているようなモノです。細かい傷ができるんです。スクラブ洗顔料で毎日洗顔することは例えば毎日軽石でかかとを洗っているのと同じ。1日や2日なら良いですが1週間2週間と続けたらどうなるか想像できますよね?古くない角質や保湿に必要な油分まで根こそぎ落し、肌は乾燥してかさかさになり、最悪出血することに。まさに肌への拷問です。

余分な皮脂と古い角質は洗顔料できちんと落ちますのでそのことだけ覚えておいてください。またスクラブに限らず肌をこすることは肌を痛め乾燥の原因となりますので気をつけるべきでしょう。

最後に、スクラブ化粧品には1点注意すべきことがあります。スクラブの成分には天然系と合成系の2種類あります。天然系は果実の種などを細かく粉砕したもの、合成系はポリマーでで出来たものですが、特に天然系は堅いので目に入るとゴロツキの原因となります。実際に角膜を傷つけてしまいますので注意が必要です。