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化学成分はなぜ駄目?

化学合成によって、同じ化学構造の成分が安価に大量に作れます。化学的に作られた成分は、天然成分とちがって全く不純物を含みません。ですから人体への働き方は天然物と化学物とでは全く異なります。
化学物質は不純物を含まない分、摂取した場合に最大限の効果を発揮します。しかし人の体はいたって不純物だらけなので、化学物質が体内にはいると軽いショック状態になります。風邪薬もなるべく摂る量を減らしたほうが良いといわれるのはこのためです。

たとえば、活性酸素を消去する働きのあるβ-カロチンの合成化合物、合成ベータカロチンを体内に入れるとします。合成β-カロチンは化学物質のため、非常に迅速に強い効果を発揮するので、体内の活性酸素がほとんどなくなってしまいます。しかし、悪性物質といわれる活性酸素も、ある程度は人体に必要なものなのです。体内に細菌が侵入すると、活性酸素の酸化力で撃退しますし、活性酸素には細胞内の情報伝達の役目もあります。活性酸素が全くなくなると、逆に体の免疫力が低下し、深刻な肌荒れなどを招く結果となるのです。

言うまでの無いことですが、天然成分の方が化学成分に比べて体に優しいのは確かです。